ノウハウ 2014.04.16
ヒートマップの活用法!UNCOVER TRUTH石川氏

ヒートマップの活用法!UNCOVER TRUTH石川氏

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こんにちは。nakatsuruです。

ナビプラスでは、自社開発のサイト内検索エンジン・レコメンドエンジンの提供以外にも、お客様からのより多くのご要望に応えるために、複数のパートナー企業と協力し、サイトの活性化・最適化施策のご提案を行っています。
パートナー企業が提供しているのは、マーケティングツールやコンサルティングなどですが、どれもユニークなもので、独自のノウハウを基にお客様の課題を解決しています。

そこで! 今後、そのようなパートナー企業の方にインタビューをして、彼らが持つサイト活性化・最適化のノウハウを伺い、その内容をこのブログで紹介していきたいと思います!

記念すべき第1回は、株式会社UNCOVER TRUTHが提供するサイト内分析ツール「USERDIVE」です。

USERDIVEは、4種類のヒートマップ機能に加え、ユーザー動画や導線分析など、全9種類の機能を備えた多機能サイト分析ツールです。ヒートマップは、ここ最近普及が進んできている分析ツールですね。

ちなみに、サイトをヒートマップを使って分析した結果、「サイト内検索」の重要性を発見し、当社のサイト内検索エンジンを導入していただくに至ったというお客様も最近いらっしゃいました。

そんなヒートマップの現在の状況や効果的な使い方を教えていただくべく、UNCOVER TRUTHの代表取締役 石川敬三氏にお話を伺ってきました。

ヒートマップを導入しているがうまく使えていない方、あるいはヒートマップの導入を検討しているという方は必見です!

ヒートマップと「USERDIVE」について

nakatsuru:
本日は宜しくお願いいたします。

石川氏:
どうぞ宜しくお願いします。

nakatsuru:
まずはじめに、御社について教えていただけますでしょうか。

石川氏:
はい、弊社は2013年4月設立し、同7月より「USERDIVE」というサイト内分析サービスを提供開始いたしました。
2012年後半からインターネットサービス企業がリサーチ会社にUI/UXの調査発注を急激に拡大してきました。ただ、従来の調査方法では、対象となるようなターゲットユーザーを集めて、アイトラッキングやグループインタビューといった手法しか存在しませんでした。
しかも、それらは価格も300万円程度と非常に高価でした。
そこで、安価に、且つ実際に使っているユーザーの状況をそのまま見て分析することが出来るツールがあれば、企業のニーズに答えることができると思い、サービス提供に至りました。

nakatsuru:
ありがとうございます。では早速、ヒートマップについてお聞きしたいのですが、御社のサイト分析ツール「USERDIVE」の特徴もふまえて教えていただけますでしょうか。

石川氏:
ヒートマップは、アクセス解析ツールと違い、ページ単位でのユーザーの動きを分析するツールです。ヒートマップとして現在主流となっているのは以下の3つです。

マウスヒートマップ

文字通りマウスの動きをヒートマップにより可視化し、ユーザーが動かしている範囲を特定できるものです。より多くマウスが集中しているところが赤くなるため、ユーザーが注目している場所を特定することができます。

マウスヒートマップ

クリックヒートマップ

ユーザーがクリックしているポイントを明らかにし、無駄クリックになっている(リンクされていない)箇所やリンクのクリック数等を可視化されるため、コンテンツの廃止からデザインの課題を特定することができます。

クリックヒートマップ

スクロールヒートマップ

ユーザー画面のスクロールリーチ率を可視化して、ページのどこまで見られているのかをページ単位で可視化して把握できます。

スクロールヒートマップ

石川氏:
これに加え、弊社のUSERDIVEではさらにもう1つ、時間軸で可視化できるヒートマップを搭載しています。

ルッキングヒートマップ

ユーザーが見ている箇所を時間で計測します。これにより、ページ下部にあっても注目されているコンテンツなどが可視化されます。

ルッキングヒートマップ

ヒートマップの落とし穴

nakatsuru:
ヒートマップを利用されているお客様の反応はいかがでしょうか。

石川氏:
お客様からよく伺うのは、「ヒートマップを見ても、どう見られているかは分かるが課題を特定できない」という悩みです。

nakatsuru:
たしかに、どんなに便利なツールでもそこから課題と改善点を導き出せなければ宝の持ち腐れですもんね。

石川氏:
そうなんです。例えば、こういったことがあります。

【マウスヒートマップを見ていて・・・】
「マウスが会社概要と採用情報にあたってるな。まーでもこの時期は新卒採用しているから時期的なものだろうな。」

【スクロールマップを見ていて・・・】
「ページの3分の1しか見られてないけど、盛り込みたい情報はたくさんあるからこれ以上削れない。仕方ないよ。」

このような例は、単純にヒートマップを表示しただけに過ぎません。これでは改善点など見つからず、せっかく導入しても解決策に通じず持て余してしまいます。

ヒートマップでサイトの課題を特定する方法

nakatsuru:
ではそういった場合、どのような解決方法があるのでしょうか。

石川氏:
ヒートマップから改善点を導き出すためにはいろいろな方法がありますが、最も簡単に課題点を見つける方法は、「掛け合わせて、見る」です。例えばこんな使い方があります。

マウスヒートマップ×クリックヒートマップ

図のように、マウスヒートマップ(左)とクリックヒートマップ(右)を掛け合わせると、マウスが凄く集中しているのに全くクリックされていない箇所が見つかるケースがあります。この場合、その対象のリンクやバナーに問題があり、押せると認識されていないクリエイティブになっているケースがあります。

マウスヒートマップ×クリックヒートマップ

nakatsuru:
たしかに、赤く表示されているにも関わらず、ほとんどクリックされていないですね。

石川氏:
そういった場合は、対象のリンクの色を変えたりアンダーバーを付けたり、画像であればそもそものクリエイティブを変更することで改善します。

スクロールヒートマップ×ルッキングヒートマップ

同じくスクロールヒートマップ(左)とルッキングヒートマップ(右)を掛け合わせると、画面のリーチが下部まで30%程度しか行っていないにも関わらず、時間軸で見ると1分以上も見られている人気コンテンツがページ内に存在していることがわかります。

 
スクロールヒートマップ×ルッキングヒートマップ

石川氏:
この場合、せっかくの人気コンテンツなのに30%のユーザーにしかリーチできていないので非常にもったいなく、もっとリーチができる箇所に配置を変更すべきです。

このように、ヒートマップは単体で見てわからなくても掛け合わせることで、課題を抽出することが簡単にできます。他にも、様々な観点でユーザーをフィルターしたり、掛け合わせるポイントを変更することでより深い分析を行うことが可能です。

nakatsuru:
分析方法さえ覚えれば、データは可視化されたものが出てくるため課題の抽出は簡単にできてしまうんですね。とても便利ですね。

石川氏:
USERDIVEについては、今後も機能を追加していく予定です。お客様にとってより欲しいデータを簡単に導き出せるツールにしていきたいと思っています。

nakatsuru:
とても楽しみです!本日はお忙しい中ありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。ヒートマップを使いこなすことで、コンテンツの配置の見直しや強化すべきコンテンツなど、課題と改善点が明確になりますね。

ご興味持たれた方はナビプラスまでお気軽にお問い合わせください。

それではまた次回!

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