Googleのディープリンク機能がサポート終了 代替サービスはBitlyで!
これに伴い、Firebase Dynamic Linksによって提供されるすべてのディープリンクは機能しなくなり、クリックされたすべてのリンクは、HTTP 404 ステータス応答を返すようになります。
ディープリンクとは?
ディープリンクとは、Webページやスマートフォンアプリからアプリの特定コンテンツへ移動するリンク機能です。
ディープリンクは元々、あるWebサイトのページから他のWebサイトのトップページ以外の下層ページに遷移するリンクを指していました。しかし近年、スマートフォンやアプリの普及に伴い、単純にURLからアプリを起動するだけでなく、アプリ内の特定の画面に直接遷移するリンクという意味へ再定義されました。
Firebase Dynamic Linksの後継機能は?
Googleは、Firebase Dynamic Linksの後継機能を開発する予定はなく、別サービスへの移行をすすめています。Google Firebase Dynamic Links の移行についての記載ページ
おすすめの移行サービスの1つとして、Bitlyが挙げられています。
Bitlyとは?
Bitlyは、長く扱いにくいURLを10文字程度に簡略化した短縮URLを発行できるサービスです。このような長いURLを短縮できます
https://www.naviplus.co.jp/recommend.html?utm_source=bitly&utm_medium=catalogue&utm_campaign=apr21

webサイト構成が複雑だったり、アクセス解析用パラメータの付与など、様々な理由でURLが長くなってしまうことがあります。
URLが長いと、
・メッセージが読みにくい
・SNSの文字数制限に引っかかる
など、様々な問題があります。
長いURLを短縮することで、視認性が向上し、URLのクリック・コピー・投稿での共有がしやすくなります。
また、BitlyのEnterpriseプランでは短縮後のURLのドメインを会社独自のドメインで設定することも可能です。
Freeプランで作成した短縮URLは「 bit.ly 」というドメインで生成されます。このままだと「何のサイトへ遷移するのか分からない」と警戒される可能性がありますが、会社独自のドメインを設定することで不信感が払拭されます。
このほか、Bitlyの詳細機能については、こちらのページをご覧ください。
Bitlyのディープリンク発行機能
BitlyのEnterpriseプランでは短縮URL発行機能のほか、ディープリンク発行機能も有しています。ディープリンク機能の発行手順は、下記2ステップとなります。
Step1: Bitly管理画面で対象のアプリを登録
Bitly管理画面内で、ディープリンクの遷移先のアプリ情報を登録します。※この作業は初回のみ設定が必要な作業です。
登録時、アプリ未インストール時の挙動を以下の3つから選びます。
①Webページを表示
②アプリストアへの遷移と、Webページの表示を選択させる中間ページを表示
③アプリストアを表示
Step2: 個々の短縮URLに、ディープリンクを設定
Bitly管理画面内で短縮URLを発行します。
一つの短縮URLに対して、iOSとAndroidのディープリンクの遷移先をそれぞれ設定します。
ディープリンクが設定された短縮URLにアクセスした際、アクセスしているデバイス環境に応じて以下の様な挙動となります。
・iOSの場合:設定したiOSのディープリンクに対応するアプリページを表示
・Androidの場合:設定したAndroidのディープリンクに対応するアプリページを表示
BitlyではAPIもご用意があり、APIでディープリンクを発行することも可能です。
Bitlyの利用について
Bitlyのディープリンク機能を利用されたい場合、Enterpriseプランへの申し込みが必要となります。
まとめ
GoogleのFirebase Dynamic Links が廃止されても、Bily Enterpriseプランに移行いただければ、安心してディープリンクをご利用いただけます。Bitlyへのディープリンク機能移行について気になる方は、ぜひナビプラスへお問い合わせください。