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【2024年最新】サイト内検索サービス比較10選!導入後の効果と選び方

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サイト内検索サービスとは

現在、多くのモノやサービスが市場にあふれており、単純な機能や特徴で差別化を図ることが難しくなってきています。
数多くの情報の中から選んでもらうために、商品やサービスそのものだけでなく、購入前の対応から購入後のサポートまでを含む顧客体験が重要視されています。

Webサイトの顧客体験を向上させる機能の一つとして「サイト内検索」があります。
サイト内検索とは、Webサイト内にある特定の商品やコンテンツを探すための機能のことです。

サイト内検索の精度を高めることで、ユーザーが求めている商品・コンテンツを提供できるため、サイトの直帰率や離脱率の低下、そして顧客満足度や売上の向上につながる重要な機能となります。

この記事では、サイト内検索サービスを導入した効果を事例を交えて紹介します。また、企業サイト向けとECサイト向けのサイト内検索サービス10選を紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。



サイト内検索サービスの種類と特徴

サイト内検索サービスには、大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

ECパッケージ/CMSの標準機能(プラグイン)

サイトを構築・管理するCMSや、ECプラットフォームには、標準で基本的な検索機能が搭載されているものが多いです。とりあえずサイト内検索機能の利用を開始したい場合は、標準機能からはじめても良いかもしれません。

漢字・ひらがな・カタカナの表記ゆれ対応や、類義語登録機能など、高機能な検索には対応していないことが多いです。

オープンソースの検索エンジン

オープンソースとは、ソースコードを無償で公開していることを指します。オープンソースの検索エンジンでは、Apache Solr、Elasticsearchなどが公開されています。実装の自由度が高いため、自社の要件にあった内容で開発することができます
自社内の開発部門や開発会社に依頼して、導入・開発を行います。カスタマイズ性が高い反面、他の方法と比べて開発工数と技術的知識が必要になります。

無料のサイト内検索サービス(Googleカスタム検索)

Googleカスタム検索は、Googleが提供する自社サイト内を検索できるツールです。Googleアカウントを開設していれば、無料で利用できます。
ただし、自社の商品やコンテンツ以外のものが広告として検索結果に表示されるため、ユーザーが自社サイトから離脱する可能性があります。また、検索窓にGoogleのロゴが入る仕様になっています。

有料のサイト内検索専門サービス

サイト内検索に特化した有料サービスを導入することで、高度な検索機能を利用できます。検索に付随して、検索キーワードの候補を表示するサジェスト機能や多言語検索など、様々な機能を提供しています。導入実績が豊富なサービスであれば、実績を元にしたチューニングサポートを受けることができ、導入後の運用も効率的に進めることができます。
サービスの利用料金が発生するため、事前に費用の確認が必要です。また、自社サイトに実装するための開発工数も必要になります。


それぞれのサイト内検索サービスをECサイトまたは企業サイトに導入する場合、顧客体験を重視したオススメ度を簡単にまとめると以下のようになります。



サービスの種類 ECサイト 企業サイト
ECパッケージ/CMSの標準機能(プラグイン)
オープンソースの検索エンジン
無料のサイト内検索サービス(Googleカスタム検索) ×
有料のサイト内検索専門サービス ◎   ◎


アクセス数が大きい大手サイトでは、顧客体験の向上やビジネスの目標達成のために有料サービスを入れているケースが多くあります。


続いて、数多くある有料のサイト内検索専門サービスから、おすすめ10サービスを紹介します。


 

サイト内検索サービス10選

企業サイト向け検索サービス

Sync Search(株式会社SyncThought)

(出所:Sync Search公式サイト)

Sync Searchは、株式会社SyncThoughtが提供している企業サイト向けのサイト内検索サービスです。
高速・高精度のサーチエンジンを搭載しており、Office文書の検索や多言語検索など、ユーザーに便利な機能を多数提供しています。また、複数のドメインを横断して検索することも可能です。
管理者向けの機能としては、アクセス解析のほか、検索対象のページ内でのリンク切れを把握できる機能も用意されています。
導入方式は、JavaScript版・サーバ版・API版の3種類から選択でき、JavaScript版では最短3営業日での導入が可能なプランもあります。
◾️価格:月額利用料金1万円〜(30日間無料トライアルあり) 初期費用:要お問い合わせ
Sync Searchの公式サイトはこちら


GENIEE SEARCH for コーポレート(株式会社ジーニー)

(出所:GENIEE SEARCH for コーポレート公式サイト)

GENIEE SEARCH for コーポレートは、株式会社ジーニーが提供する企業サイト向けのサイト内検索サービスです。
シリーズ累計で900社以上の企業サイトで利用されており、豊富な導入実績を持っています。
1文字単位で検索を行うN-gram方式を採用し、表記ゆれにも対応しているため、精度の高い検索機能を提供しています。
また、商品情報、サイト内情報、FAQ、外部サイトやクチコミなどを1つの検索結果画面にまとめて表示できる機能があります。これにより、企業が持つ情報を横断的に検索し、ユーザーに提供することが可能です。さらに、PDFファイルも全文検索の対象とすることができます。
◾️価格:月額利用料金:5万円〜 初期費用:要お問い合わせ
GENIEE SEARCH for コーポレートの公式サイトはこちら


サイト内検索Let’s(株式会社ネコシステム)

(出所:サイト内検索Let’s公式サイト)

サイト内検索Let'sは、株式会社ネコシステムが提供する企業サイト向けのサイト内検索サービスです。
安定した稼働性から公共機関にも導入されており、大企業から中小企業まで幅広く利用されているサービスです。
複数サイトをまたいだキーワード検索が可能で、PDF・Word・Excelなどのファイルも検索対象とすることができます。さらに、要望に応じて絞り込み機能の実装も可能です。
検索行動履歴からサイト訪問者の要望を分析する機能などを搭載しており、サイト訪問者からの反応率を向上させる取り組みができます。
導入方法は、Webサイトにタグを埋め込み、サイト側でデザイン調整を行うだけなので、導入作業が軽微であることも特徴の一つです。
◾️価格:要お問い合わせ
サイト内検索Let’sの公式サイトはこちら


Accela BizSearch ASP サイト内検索(アクセラテクノロジ株式会社)

(出所:Accela BizSearch ASP サイト内検索公式サイト)

Accela BizSearch ASP サイト内検索は、アクセラテクノロジ株式会社が提供する企業サイト向けのサイト内検索サービスです。
検索精度の高さが評価され、製造業、製薬業、サービス業、金融系企業など、幅広い業種の企業サイトで導入されています。
HTMLのほか、PDF、Office文書等のファイルを網羅的に検索することができます。テキスト検索に加え、検索結果の横にカテゴリを表示して絞り込み検索ができる「ドリルダウンナビ」も実装可能です。
管理画面では、スライダーを動かすことで検索結果の並び順をリアルタイムに反映する機能があるため、直感的にチューニングを行えます。
◾️価格:要お問い合わせ
Accela BizSearch ASP サイト内検索の公式サイトはこちら


ECサイト向け検索サービス

NaviPlusサーチ(ナビプラス株式会社)

(出所:NaviPlusサーチ公式サイト)

NaviPlusサーチは、ナビプラス株式会社が提供しているサイト内検索サービスです。
公開導入実績No.1の実績を持ち、多数のECサイトで導入されています。
テキスト検索では「N-gram」と「形態素解析」を組み合わせた高精度な検索ロジックを備えています。また、入力ミスのあるキーワードに対して正しい候補を表示する「もしかして機能」や、検索結果に関連するバナーやリンクを表示する「関連コンテンツ機能」など、サイト離脱を防ぐ機能が充実しています。
さらに、ナビプラス株式会社が提供しているレコメンド、レビュー管理サービスと自動でデータを連携することができ、サイトのユーザビリティ向上に繋げることができます。
アイテム情報の更新は最短で10分に1回行われるため、商品情報の更新も高頻度で行えます
導入実績を活かした豊富なノウハウがあり、アパレルや家電など業界・商品の特性に応じた手厚いサポートが提供されています。AIによる類義語の自動登録や、専任のメンバーによる検索結果の精査など、質の高い検索体験の提供が特徴です。
◾️価格:要お問い合わせ
NaviPlusサーチの公式サイトはこちら



ZETA SEARCH(ZETA株式会社)

(出所:ZETA SEARCH公式サイト)

ZETA SEARCHは、ZETA株式会社が提供するサイト内検索サービスです。
ZETA SEARCHは、データ処理の高速化・精度の高い検索機能・経験豊富なエンジニアによるチューニング運用の3点が特徴です。
表記ゆれの吸収に加え、商品カテゴリや価格帯などによる絞り込み検索も基本機能として搭載しています。また、サイト内でよく検索されている注目キーワードや、検索キーワードに関連するキーワードを表示する機能も備えており、ユーザーに最新のトレンドを反映した検索体験を提供することができます。
顧客のニーズに合わせたフルカスタマイズ方式での導入が可能なため、各ECサイトの個別の要望に対応することができます。
◾️価格:要お問い合わせ
ZETA SEARCHの公式サイトはこちら



ユニサーチ(ユニバーサルナレッジ株式会社)

(出所:ユニサーチ公式サイト)

ユニサーチは、ユニバーサルナレッジ株式会社が提供するサイト内検索サービスです。
ユニサーチは、AIを活用して検索結果を自動でチューニングするサイト内検索エンジンです。
ECサイト内の購買行動データをAIが分析し、売れる可能性が高い商品を予測して検索結果の上位に自動表示することで、売上アップをサポートします。季節性やトレンド性も反映され、ニーズに合った商品が検索上位に表示されるため、検索しても欲しいアイテムが見つかりにくいという悩みを解消します。
また、専任のコンサルタントによるきめ細やかな運用サポートがあるため、運用工数の軽減も期待できます。
◾️価格:要お問い合わせ
ユニサーチの公式サイトはこちら



Advantage Search(株式会社アピリッツ)

(出所:Advantage Search公式サイト)

Advantage Searchは、株式会社アピリッツが提供するサイト内検索サービスです。
安定したインフラ技術により運用されており、数百万点以上のアイテムを扱うサイトへの導入実績があります。
検索結果ページでのサイト離脱率を改善した事例もあるため、離脱率を改善したい企業様におすすめです。
検索キーワードごとに詳細ページへの流入数や、カート投入率、コンバージョン率などを確認できるので、「本当に効果のあるキーワード」を把握することができます。
実装方式として、APIで実装する方法と、お客様から検索結果ページのデザインを提出していただき、検索関連の動作を組み込んだJavaScriptで納品する方法があります。
さらに、生成AIがユーザーの検索行動を自動で解析し、同義語を自動生成するAI同義語辞書自動生成機能も搭載しています。
◾️価格:月次利用利料金:5万5,000円〜 初期費用:30万円〜
Advantage Searchの公式サイトはこちら

次に、数あるサイト内検索サービスの中から選ぶ時のポイントを記載します。


サイト内検索サービスの選び方

検索精度

有料のサイト内検索サービスであれば、表記ゆれ(ひらがな⇔カタカナ、半角⇔全角など)の吸収や、読み違いの同義語(絨毯⇔カーペット、雨合羽⇔レインコートなど)を類義語として登録する機能は、標準的に搭載されているものがほとんどです。自社のサイトで解消したい検索の問題がどのようなものか、また、それに対応できる検索機能が搭載されているか確認しましょう。



レスポンス速度

検索結果を表示する速度が遅いと、ユーザーのサイト離脱に繋がります。取り扱う商品・コンテンツ数が多い、またセールやニュースなど急激にトラフィックが集中するサイトだと、検索速度が遅くなりやすくなります。想定しているコンテンツ数やアクセス数を確認しておき、サイト内検索サービスに期待されるレスポンス速度を確認しましょう。


コンテンツ情報の更新頻度

検索対象にする商品・コンテンツ情報がどのくらいの頻度で更新されるのか、事前に確認することをおすすめします。コンテンツ情報の更新に時間がかかると、本来ヒットするはずの商品・コンテンツがヒットしなかったり、検索結果ページで表示される情報が最新ではないという事態が発生する可能性があります。ECサイトの場合、タイムセールを実施するサイトでは価格などの反映タイミングはユーザーにとって重要な要素になりますので、更新頻度を事前に確認しておくと安心です。


検索チューニングのしやすさ

サイト内検索サービスは、導入後のチューニングが重要になります。チューニングしやすい機能が備わっているか、チューニングを担当する方のスキルセットとの相性も考慮に入れて確認してください。最近ではAIを活用したチューニング機能も登場しています。


導入と運用のコスト

今回ご紹介した有料のサイト内検索サービスは、基本的に初期費用と月額費用が発生するクラウドモデル(ASP/SaaS)です。導入時は、サイト内検索サービス以外に組み込み費用が発生します。また、運用開始後は検索回数などトラフィックに応じた従量課金モデルの場合が多く、年間を通した予算のシミュレーションがポイントになります。


導入後のサポートの手厚さ

サイト運営者の業務は多岐にわたるため、検索の改善に割ける時間も限られています。サポート体制が充実しているか確認しましょう。導入事例が豊富なサービスでは、検索に関するノウハウを蓄積しているため、効果的な改善提案を受けることが期待できます。どのようなサポートを受けることができるのか、費用の有無などサポート内容を具体的に確認すると、導入後の運用体制を整えやすくなります。



ここからは実際にサイト内検索サービスを導入したことで得られる効果を、事例を交えて紹介します。



サイト内検索サービスを導入した効果

コンバージョン率の改善

検索精度が改善されることでユーザーが求めていた情報にたどり着けるようになるため、離脱率が改善します。顧客体験の向上にも繋がり、結果的にコンバージョン率の改善にも貢献します。
検索精度を向上させるとともに、検索ユーザビリティを改善することで、検索結果ページの離脱率が1/3となり、コンバージョン率が1.5倍に増加した事例もあります。
 

>> 検索導入事例インタビュー:株式会社ゴルフ・ドゥ様

 

検索速度の改善、サイトのパフォーマンスアップ

オープンソースの検索エンジンを利用して自社データベースを検索する場合、セールや人気アイテムの発売によりトラフィックが集中したり、大量の検索条件を指定された際に、自社システムに負荷がかかる可能性があります。
外部の検索サービスに切り替えることで、検索速度の改善やサイトのパフォーマンス向上に繋がります。
検索サービスを導入したことで検索スピードが約半分になり、アイテムの更新頻度も向上してサイトパフォーマンスがアップした事例もあります。

>> 検索導入事例インタビュー:株式会社エーツー様

 

運用工数の削減

検索改善の施策をアウトソースすることで、社内の運用工数を削減できます。定期的な改善提案を行ってくれるコンサルティングサポートをサービス選定の重要なポイントとしている事例もあります。

>> 検索導入事例インタビュー:株式会社エービーシー・マート様

 

手厚いチューニングサポートがあると、検索改善の作業を自社で実施する手間が省けるため、サイト改善の他の施策や新しい取り組みに時間を割り当てることができます

>> 検索導入事例インタビュー:株式会社マウスコンピューター様

 

質の高いサポートを提供できるサービスであれば、やりたい検索がスピーディーに実装できます。実装したい要件に対し、「できる/できない」だけでなく、「何のために実装するのか」を聞き、「どうすれば実現できるのか」まで提案するような質の高いサポートを備えたサービスを選ぶことで、安心してサイト改善に専念できます。

>> 検索導入事例インタビュー:株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン様

 

サイト内検索の導入時のポイントや、サイト内検索を成功させるために必要なことについては下記のページで詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

>> 【ECサイト運営者様向け】サイト内検索とは?失敗しない導入〜運用を解説

 

まとめ

この記事では、サイト内検索サービスのおすすめ10選と、サイト内検索サービスの選び方について解説しました。
WebサイトやECサイトでは、いかにユーザーニーズに応え、離脱を防ぐかが顧客体験を向上させるポイントになります。
そこでカギとなるのがサイト内検索サービスです。
サイト内検索サービスは、サイトのユーザビリティを向上させ、サイトの利用率を向上させるために役立ちます。



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