ノウハウ 2014.06.26
サイト内検索エンジンの5つのポイント【講演レポート前編】

サイト内検索エンジンの5つのポイント【講演レポート前編】

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先日、6月11, 12日に、UBMジャパン社主催のイベント「ネット&モバイル通販ソリューションフェア2014 in大阪」が開催されました。同イベントにて、当社執行役員セールス&マーケティング部長の高橋が『あなたのサイトは大丈夫?「サイト内検索エンジン」対策の5つのポイント 』と題した講演をいたしました。講演内容をまとめましたので、ご覧ください。

サイト内KPIを見直し、最適な「接客戦略」を再構築する必要がある

突然ですが、今日は次のキーワードを是非覚えて帰ってください。
「ユーザスループット」

聞きなれない言葉ですが、ECサイトの売上を上げるための有効な考え方として、ここ最近我々がセミナーなどで頻繁に使っているキーワードです。

元々「スループット」自体は、ネットワーク・システム領域の言葉で、「単位時間あたりの処理能力」のことを指しますが、我々のソリューションを紹介する文脈の中で「スループット」に「ユーザ」をくっつけて造語として使っています。

「ユーザスループット」を、「ECサイトの“流入後の”販売力」と我々は定義してますが、“流入後の”という視点が非常に重要で、以下のようなECサイトが抱える今日的な課題が背景にあります。

  • 競合との競争が激しくなり集客施策でのセッション数増加が難しくなってきた
  • ユーザの買い物リテラシーが上がって商品以外のサイトの使い勝手に対する要望が高まってきた
  • スマホを使ったEC利用ユーザが爆発的に増えてスマホならではUIやサービスが求められるようになってきた

これからは「“流入後の”販売力」を上げていくことが求められる

今までのECサイトは、商品を陳列してそこに集客すればある程度は売上が上がっていました。例えるなら、自動販売機のようなもので良かった。しかし、これからはセッション数が増えることを“前提とせず”に、流入後のユーザという資産をいかに売上に繋げていくかが大切になってきています。

そこに対する答えが「ユーザスループット」という考え方で、このスライドのように「流入数」が変わらなくても、ユーザが回遊する過程の「検索」「閲覧」「比較」「カート」「購入」のプロセスを少しずつ改善することで、売上を例えば3倍にすることができる効果的な手法なのです。

講演スライド

前置きが長くなりましたが、今日のテーマは「ユーザスループット」を改善するツールとしてここ1−2年で普及が進んでいる「サイト内検索エンジン」です。現状のECサイトが抱えているサイト内検索エンジンの課題と対策を進めるための具体的なアプローチについて、具体的な事例を交えながらご紹介します。

ECサイトが抱える代表的な4つの課題

現状のECサイトが抱えるサイト内検索エンジンの課題を整理すると以下の4つほどに集約されます。
(講演では、事例をスライドで見せながらそれぞれ解説)

(1)検索結果がゼロ

  • 「フライパン」なら検索できるが、「ふらいぱん」だと検索結果がゼロになるケース
  • 「ドライフルーツ」「ナッツ」などの保存食と言ってもいい商品自体は実際に品揃えがあるが、「保存食」で検索すると結果がゼロになるケース
  • 中古バイクパーツのサイトで「メーカー」「車種」「パーツジャンル」を順に選択して絞り込んだ結果がゼロになるケース
    (結果がゼロなら、「パーツジャンル」を選べないナビゲーションにして欲しい)

(2)ユーザビリティが悪い

  • グルメECサイトで画像がTOPページに散乱していて、「キーワード検索」や「カテゴリ検索」がどこからできるのかすぐに分からないケース
  • 同じグルメECサイトでスイーツでカテゴリ検索したが、結果が200件以上ある上に追加絞り込みもできず、ソートの項目も新着順と価格順だけと利便性に欠けるケース(和菓子/洋菓子、価格帯、冷温/常温などで絞り込みたい)
  • アパレルECサイトで「ワンピース」とキーワード検索したが、結果が600件以上ある上に追加絞り込みもできずソート項目も限定的で、ようやくブランド絞り込みができると思ってクリックしたら、「ワンピース」はリセットされてそのブランドのトップページに遷移するケース

(3)最適な検索結果が出ていない

  • 家電ECサイトで「イヤホン」と検索すると、iPhoneのシリコンケースが表示されるケース
    (よくよく見ると、スペック情報の中に「イヤホンジャック対応」と記載があった)
  • 同じ家電ECサイトで1ヶ月後に再度「イヤホン」と検索すると、ちゃんとイヤホンが表示されたが400円前後の安い商品が上位に表示されているケース
    (販売者として、「400円前後の安い商品」を出すべきかどうかは大きな疑問)

(4)スピードが遅い

  • 中古書籍/CD/DVDサイトでキーワード検索すると、結果表示するのに7秒以上掛かっているケース
  • 誰もが知っている超大手総合ECサイトでキーワード検索すると、検索表示するのに4秒以上掛かっているケース

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